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自分にとっての「天職」について知りたくありませんか?
転職とはまさに「天職探し」で「天職」に巡り会えれば仕事は充実し、それがプライベートの充実に繋がり果ては人生の充実に繋がります。
しかし実際は天職が何か分からず、転職を繰り返してしまう人がほとんどです。
皆さんの中にも、自分にとっての天職がどういったものかイマイチよくわかっておらず、本当の天職を早く見つけたいと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
中には天職だと思っていたけど時間が経つにつれ、「自分にとっての天職は果たしてこの仕事なのか?」と疑問に思っている方も少なくないでしょう。
今回はそういった方に向けて、
- 天職とは?
- 今の仕事が天職なのかチェック!
- 天職の見つけ方
- 天職の仕事に就くためには
をご紹介していきます。
仕事に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
天職とは?
まずは天職がどのような仕事や状態を指すのか。
ここを明らかにしていきましょう。
天職とは? やりたい仕事=天職ではない!
天職とは文字の通り、天から自分に与えられた仕事なのではないかと感じられるような仕事を指します。
強い使命感を感じられる仕事がほとんどです。
そのため必ずしも自分がやりたいと思った仕事が天職であるとは限りません。
自分がやりたいと思える仕事であっても世の中や人のために働けないと感じるようであれば、天職ではない可能性が高いでしょう。
詳しくは後述しますが、自分の置かれた環境や性格、これまでの生活の仕方が大きく関わってくるため、その人その人の心の中にあるものが大きく直結しているといえます。
「天職」と「適職」の違い
天職とよく混同されがちなのが「適職」です。
適職は漢字の通り、自分に適した仕事を指します。
適職に就くと自分のスキルや性格が非常にマッチしているため、成果も出しやすく非常にやりやすい仕事といえるでしょう。
ですが適した仕事であるとはわかっていてもなんだか気持ちが乗らず、これなら夢中になってできる仕事と考えられないこともあります。
この気持ちの部分が天職と適職を大きく分ける特徴であるのです。
ただの適職は、確実に自分に合った仕事であるとわかってはいるものの、自分でどんどんとやりたいと思えないもの。
それに対して天職は「この仕事ならいつまでも没頭できそう」「他人のために尽くすことができる」と思える仕事であります。
こうした気持ちの部分に、2つの大きな違いが隠れているのです。
ハジメ
「天職」は人によって条件が違う
このように天職は自分の心の芯となる部分に答えが隠れていたりしますので、人によって天職の条件は異なります。
飲食店を例に出すと、「キッチンに入って最高の料理を作ること」が自分の使命だと感じる人もいれば、「ホールで最高のサービスを届けること」に強い使命感を感じる人もいるでしょう。
お店全体で考えればお客様をもてなすという意味では共通のゴールがありますが、それまでのプロセスには違いがあります。
天職の捉え方もこの例のように、人それぞれ捉え方が違ってくるのです。
天職が複数ある人もいる
また職種が違ったとしても先述のような内容が当てはまるのなら、天職が複数あるような場合もあります。
1つの職種に決め込んで「これが天職だ」と思い込んでしまうというよりかは、同じ職種、同じ業界、同じポジションで共通している本質的な部分に触れられることが大切です。
常に自問自答を繰り返しながら、天職がどのようなものかを探っていくのも重要なことといえるでしょう。
天職は状況や環境によっても変化する
先ほどもお伝えしたように、それぞれの生まれた家庭や育ってきた環境、交友関係、大きくみれば生まれ育った街なども影響することがあります。
たとえば先代から代々引き継いできた老舗のお店や会社で長男として生まれてきた場合、その仕事を継ぎたくないと思っていても、生活をしていくうちに仕事を受け継いでいくことが自分の使命なのだと悟ることもあるでしょう。
ですが両親ともサラリーマンである家庭で育った方や、自営業だけど仕事を受け継いで欲しいといった思いはないという両親のもとで育った方は、また違った考え方を持つはずです。
日本社会での典型的な形を例にしましたが、このようにして育ってきた環境や置かれた立場、状況で天職は変化するといえます。
歳を重ねるにつれ社会での経験が多くなればなるほど、自分の置かれる環境は変わるため、その時々で天職に対する価値観が変化していくのも当然といえるでしょう。
今あなたの仕事は天職? 天職の特徴6つのチェックリスト
続いて天職の特徴についても抑えながら、より理解を深めていきましょう。
1:お金にならなくても仕事が楽しい
まず大きな特徴といえるのが、給与に関して気にすることがない職であることです。
仕事は日々の生活の中で大きなウエイトを占めるため、金銭的に納得がいく形でないとモチベーション維持が困難な場合もあります。
実際に働くならば手取り額が少しでも多い仕事の方が良いはずです。
ですが天職の場合は多少給料が少なくても、そんなことを気にせずに働ける仕事である場合がほとんど。
そのためもらえるお金どうこう関係なく、この仕事で懸命に働きたいと思える仕事が天職であるといえます。
もちろん給料的な部分も含めて、全てがマッチしている仕事が望ましいはずです。
ですが仮にその給料より少ない額で仕事を続けてでもやりたいと思える仕事ほど、自分にあった天職である可能性が高いといえます。
2:やりがいにあふれている仕事
給与面に期待することなく働ける仕事であるということは、それだけやりがいのある仕事でもあると考えることもできるでしょう。
お金に関しての話を無視してでも「やりたい!」と思える仕事は、それ以外の部分に大きな魅力があることはいうまでもありません。
仕事内容において、自分の存在意義を大いに感じることができたり、やりぬいた先に待っていた大きな成果から、本当にこの仕事で良かったと思える瞬間があふれていることでしょう。
天職であるほど、こうしたやりがいの気持ちにあふれ強い達成感を感じられます。
3:天職は「人の役に立てる喜び」を実感できる!
「人の役に立てる喜び」を大いに感じることができることもあります。
自分がやった仕事の結果お客様に喜ばれることもあれば、会社内の同じメンバー同士に喜ばれることもあるでしょう。
天職につくとどのような形であれ他人に喜ばれていることを実感でき、そこから大きなやりがいを感じられたり「こうして人に喜んでもらえるならお金なんて気にならないな」という気持ちが芽生えてきます。
4:厳しい労働条件でもストレスにならない
ここまでをみても分かる通り、自分の中の気持ちが大きく前を向いた状態でできる仕事が天職です。
気持ちが前のめりになるほどのことであれば厳しい労働条件であろうと、職務を全うしたいと思えるはず。
長時間の残業が続く場合や、炎天下の中や寒空の下での屋外作業といった場合など、どんな状況であれ仕事に向き合い、ただひたすらに夢中になって没頭できる仕事も一つの特徴といえます。
5:自分の「得意」が活かせる
自分の中の本当に得意なことが組み合わされるとより天職といえる状況に近くでしょう。
得意なことを生かせる環境であれば、あなたの仕事の成果はみるみる変わっていくはずです。
先走るほどの気持ちを元に日々の仕事に取り組み、自分の強みとなる得意なことが生かされると、より仕事をやっていきたいと思えるようになります。
自分の得意な仕事をまずは突き詰めていってみると、天職がどのようなものか見えてくるはずです。
6:適職が天職の人もいる
天職と適職は違うというお話をしましたが、適職であって「ものすごく前向きな気持ちで、常にやりたい!」と思える仕事なら天職である可能性は高いでしょう。
得意なことを生かす部分でも共通しますが、何か自分にとってやりやすい部分がある仕事ほど、高いレベルでモチベーションを維持できるため、よりその仕事を通して多くの人の役に立ちたい思いや、さらに追求したいといった姿勢が生まれます。
とにかく大切なことは自分の気持ち・モチベーションがどの方向に向いているかですので、前向きな気持ちで取り組めることであれば、積極的にその仕事に取り組んでみると良いかもしれません。
補足:天職に出会って運気が上昇する人も?!
ここまでにもある通り、天職は自分の気持ちが一番前向きでいる仕事であるため、天職につけたと思える人ほど運気の上昇が見込めることもあります。
うまく気乗りせず、自分の本当に思っていることを押し殺したまま嫌々仕事を続けてしまっていると「負のオーラ」といった目に見えない悪い流れが生み出されてしまうことも。
目に見えないスピリチュアルな世界の話ではありますが、こうして気持ちが前向きかどうかで運気に変動が生じるといった話も理屈は理解できるのではないでしょうか。
良い運気をもたらせられる仕事に就くためにも、出来るだけ自分の思う気持ちに素直になりながら、転職活動を行えるように心がけてみましょう。
天職を見つけるための7つの方法
では実際に天職を見つけるにはどのようなことに注意すると良いのでしょうか?
自分の核心となる気持ちと照らし合わせながら抑えてみてください。
一つの仕事にこだわりすぎず新しい挑戦を
自分の天職がどこに転がっているかは本当にわかりません。
だからこそ天職とも言えるわけですが、本当に心が動かされるものが見つかるまでは一つの仕事にとらわれず、挑戦し続けることが大切です。
これまでにもお伝えしたように、それぞれの環境や置かれた立場によって天職は変わってきます。
今現在天職が見つかってないと思う方は、これまでとまったく違った環境へ身を置いてみるのも得策かもしれません。
給与や待遇で仕事を選ばない
もちろん生きていくならば給与や待遇が良いに越したことはないですが、そこに固執しすぎると自分の天職といえる仕事から遠のく可能性も高まります。
大切なのは提示されている給料の額面や待遇よりも、仕事の内容に賛同できたりやりがいを感じられそうだ!と強く思える仕事にターゲットを絞ることです。
自分は何が好きか、夢中になれることを知る
天職をうまく見つけられていない人の中で多いのが、自己理解が曖昧であることです。
- 自分はどういった仕事で強いやりがいや喜びを感じるのか
- どういった場面ではひどくモチベーションを落とすのか
- 強みとなるスキルや得意なことは何か。
この辺りを今一度明確にして、その情報をベースに好きなことや夢中になれることを見つけていきましょう。
自己理解がうまくできている人は、天職を見つけられるだけでなく今後の人生設計も行いやすくなりますので、今一度自分をよく観察し自問自答してみてください。
苦手なことはがんばりすぎない
自己理解がうまくできていないことに加え、苦手意識を感じることに集中しすぎるあまり天職からかけ離れていく場合もあります。
苦手なことを克服して仕事の成果をより高めていくことも大事ですし、時にはそれが天職との巡り会いに必要な場合もありますが、あまりにも苦手なことを頑張りすぎるとかえって天職と離れてしまうこともあるのです。
というのも苦手意識を強く感じるからこそそれは天職でない可能性が高い場合もあるためです。
ですのでどうしても苦手だと思い続けてしまうようなことからはある程度距離を置くことも考えてみましょう。
仕事をどう楽しむか、着眼点を変える
楽しいと思えれば思えるほど天職に近い仕事であるともいえます。
ですので今自分があまり乗り気でない仕事も、見方を変えアプローチを変え多角的に接することで新たな楽しみ方を見出すこともできます。
今までは嫌いだった仕事が捉え方一つで楽しくなることがあるのです。
様々な可能性に期待しながら、多角的な物の見方をしてみる癖もつけてみましょう。
小さな成功体験を積み重ねる
次の新しい仕事に挑戦して天職を見つけていくためにも、今の仕事も含めて小さな成功を積み重ねていくことも非常に大切です。
人間は皆誰しもちょっとした成功体験を重ねることが小さな自信となっていき、やがてそれが大きな自信につながります。
自信ができるとモチベーションもより高くなり、どんどん挑戦したい気持ちも生まれるのです。
今持っている才能や強みから天職は見つかる
とくに社会人での経験が長い30代や40代の方や、自己理解がきちんとできている人ほど、その経験や分析で得られた自分の長所がはっきりとわかっているはず。
その長所となる部分に自分の天職と呼べる仕事と共通することが隠れていたりします。
30代、40代にもなると「自分には天職なんてないんだろう」なんて思う必要は全くなく、実はヒントがすでに自分の中に蓄積されていたりするのです。
そういった意味でも、改めて友達や知り合い、家族や上司の意見も参考にしながら自分の才能や強みといえる部分がどんなところかを見極めていきましょう。
ただし!天職を見つけても苦労することも…
もちろん天職につけたからとはいえ、すべての環境がいいものであるとも限りません。
天職に就いた際に苦労する可能性が高い点についても抑えておきましょう。
天職=高収入とは限らない
高い収入がもらえる仕事ばかりが天職に当てはまるとも限りません。
場合によってはむしろ、高収入でない仕事が多かったりすることもあります。
その仕事にやりがいを見つけてさらに成長し、より大きな成果を得ていくような仕事が天職ともいえますのであまり収入面での期待はしないほうが良いでしょう。
高収入でありながら自分が本気で取り組みたいと思える仕事であれば、もちろんいうことはありませんが、はじめから自分が思う天職に対して収入面での期待をしないようにすることをオススメします。
天職に転職しても成功するとは限らない
天職につけば自分の成功はもう目の前と考える方もいるでしょうが、成功にならないケースも多数存在します。
たとえばお客様へのサービスを最高のものにし、お客様からの感謝やお褒めの言葉、喜んでいる姿から強いやりがいを感じられることから、その仕事が天職だと思うこともあるでしょう。
ですが何かがうまくいっていないために、会社側からは適正に評価されておらず評価が低いことも時にはあるでしょう。
それでもお客様へのおもてなしの気持ちと、そこから得られるやりがいから天職であると強く感じられるのであれば、耐え抜くことも必要です。
会社側からは適正な評価を得られないため、ビジネスパーソンとしての成功は遠のくかもしれません。
ですが成功の定義は自分の中で決めることです。
労働条件が過酷すぎることも
収入面での話にも共通しますが、労働環境が良くないこともあらかじめ覚悟しておく必要もあります。
長時間労働や福利厚生が不十分な会社も少なくありません。とくにベンチャー企業や職人気質の会社の場合、労働条件が過酷な場合もあります。
そのためその仕事に就いた時に「天職なんだからもっと働きやすいはずなのにな」と思ってしまっては、長く続きません。
これまでにもお伝えしたように、労働条件や収入面での待遇が悪くても、関係ないと思って働けるような仕事を選べれると天職に近づけます。
天職を見つけるための転職準備
では実際に天職を見つけるにはどのようにして転職を行なっていけば良いのでしょうか?
具体的な部分をここからは解説していきます。
まずは人生の目的や夢を明確に
人は明確なゴールがなければ、モチベーションをうまく維持できなかったり正しいパワーを発揮することができません。
あなたが学生で水泳の授業を受けているとした時、「俺の気が済むまで何時間でもとにかく泳ぎ続けろ!」と先生から指示を受けたら、どんな感情を抱くでしょうか?
ストイックな方なら「いつまででも泳ぎ続けてやるよ!」と頑張れるでしょうが、なかなかそういった気持ちで続けるのは難しはず。
何らかの時間設定や距離設定を明確にしてほしいはずです。
人生のゴールや目的、夢がないというのは、まさしくこの状態を自分で作り出しているといえます。
「とにかく自分の気がすむまで行動してみろ!」と自分自身に命令しているようなものです。
もちろんこれも悪くはないのですが、やはり何らかの生きる目的や働く目的、目指したいものがあれば人生のゴールから逆算するように頑張りやすくなります。
まずは自分の気持ちに素直になって目標設定や夢の選定を行いながら天職を探していきましょう。
天職が分からないときは自己分析を「転職のプロ」に相談する方法も
自分にとっての天職がわからない場合、一度冷静に自己分析をしましょう。
自分に合う仕事、自分が夢中になれる仕事、苦手な仕事、いろいろあります。
これまで働いた経験を一度棚卸しして自分が心のそこからやりたいと思う仕事について今一度考えてみましょう。
また自分に合った仕事を探す適職診断なら大手人材会社や転職エージェントで実施しています。
今や転職エージェントもキャリアや年齢によって異なります。コチラの記事で転職エージェントのすべてを紹介しています。
ハジメ
dodaはオンラインで適職診断が可能ですので自分に合う仕事・合わない仕事を一度診断してみはいかがでしょうか。そこから天職が見つかるかもしれません。
天職について まとめ
今回は天職がどのようなものかについてを解説してきました。
- 強い使命感を感じられる仕事
- やりがいを感じられ、人のために働ける
- 給料や労働環境が良くないこともある
- 一つの仕事にこだわり過ぎず、挑戦し続ける
- プロに相談するのも一つの手
天職は人によって違うものですので、他人と比べる必要もなければ他人の意見も参考にしにくかったりします。
とはいえ天職である仕事の本質的な部分においてはどの仕事も共通しますので、ぜひ表面的な仕事の内容ばかりにとらわれず、様々な情報を参考にしながら自分の天職を見つけ出してみてください。