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面接で必ず質問される「退職理由」について鉄板回答例5選!面接官を納得させて転職を成功させよう

退職理由について

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転職活動を経験した方であればご存知、面接時に必ず聞かれる質問の代表例が「退職理由」です。

この「退職理由」というのが面接における質問の中で非常にやっかいです。

そもそも「向きな転職」なんていうのは少なく、多くの人が前職で人間関係やら待遇などで何らか不満をもって転職をしている人がほとんどです。それを面接時にいかに前向きに・ポジティブに回答するのかが重要になってくるからです。

 

ハジメ

「キャリアップのため転職」といっても前職で仕事内容が合わなかったり待遇に納得できないから転職するわけですし。

 

退職理由は言い方を間違えちゃうとどうしてもネガティブになりますからしっかりと事前準備が必要ですよ

リカさん

 

転職の面接で退職理由を聞かれた際、どこまで本当のことを伝えるべきか、それとも若干の脚色が入るにしてもとにかく前向きで耳あたりのよいことを伝えるべきか、悩んでしまいますよね。

そこで今回、転職時の面接でもっとも悩む質問「退職理由」について、いくつかの回答例を紹介します。

退職理由」という一見ネガティブな話題であっても、ポジティブな印象を与えることはできるんです。

 

面接官が退職理由を聞く目的は4つある

退職理由を聞く目的

面接官はなぜ退職理由を聞くのでしょうか。

この「退職理由」を聞くことで応募者についてコチラの4つを知りたいからです。

それでは「退職理由」を通じて面接官が知りたい4つのことを一つずつ解説していきます。

 

 

応募者の内面・人柄を知りたい

退職理由はほとんどのケースでネガティブな内容です。

前職になんらか不満があったから転職活動をはじめた人がほとんどです。

そのネガティブな退職理由をネガティブなまま伝える、あるいは愚痴として言ってしまう方を見れば、面接官に「ネガティブ思考の人」あるいは「他人に責任を感じる人」というマイナスイメージを持たれてしまいます。

とくに人間関係は要注意です。上司と合わなかった、同僚と合わなかった、といった退職理由も伝え方を間違えると前職の人間関係に関する悪口になってしまうことも。面接官にマイナスの印象を与えかねません。

ハジメ

ネガティブなことを自分なりに受け止め、ポジティブに変換できる、というのはビジネスシーンでとても重要なことです。

退職理由の伝え方はとても重要なのです。

 

退職動機が知りたい

純粋に退職動機が知りたいというのも理由の一つです。

長く勤めていた人なら「なぜ今回その会社を退職したのか」、短い期間で転職を繰り返している方は「どうして一つの所に留まって長期間働かないのか」を確認します。

退職理由によって、「当社に向いている人材なのか」を見極めています。

 

ハジメ

退職理由と同じことが自社でも起きるのであれば結局入社してもすぐ辞めてしまうのでは…というのを見極めたいのです。

 

希望の労働条件を知りたい

退職理由から、就労の希望条件もある程度見えてきます。

前職が給与や待遇に不満で退職したようでしたら、当然採用担当も給与面の検討をする必要が出てきます。休日数や残業量に関しても同様です。

 

ハジメ

自社での労働条件が前職以下だったら当然またすぐ辞めてしまうからもしれないので、退職理由を通じて希望の労働条件を確認したいのです。

 

志望動機を知りたい

志望動機の把握

 

退職理由によっては、志望動機に結びつくものもあります。

「前職ではできなかったので、次は◯◯ができるところを探しています」と退職理由を志望動機につなげることは重要です。

そこで「次は◯◯ができるところを探しています」が自社に合っているのか、を知りたいのです。

逆に退職理由と志望動機が結びつかない場合、志望動機が自社では実現できないと面接官は「どうして当社の面接を受けているのだろう?」と疑問を持ちます。

 

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退職理由を面接で伝える際の注意点

退職理由を伝えるときの注意点

面接では重要となってくる「退職理由」ですが、伝えるときに注意しなければならないポイントもあります。

退職理由を伝える際の注意点・NGポイントをご紹介します。

転職を「逃げ道」にしない

前職でツライことや納得できないことがあって転職する人も多いでしょう。

ただ「前職がツラくて今回とにかく転職したいので」といった「逃げの転職」になってはいけません。

自分がやりたいこと・どんなところで働きたいのかを分析せずに「逃げの転職」では、次の転職先も運次第のとなってしまいます。転職する人自身にとってもよくありませんし、転職企業にとってもミスマッチが生まれてしまいます。

ハジメ

仕事がツラくて逃げるのは僕は良いと思います。ただ面接でそのまま伝えないように注意です。

「前職がツラくて退職しました。生活のためにとにかく仕事探してます」といった風に伝わらないように注意しましょう。

 

前職の悪口にならないように注意

面接で「退職理由」を聞かれて思わず普段のノリで前職の悪口を言ってしまう人もときどきいます。

面接官もわざと同じ目線で質問してきて「それは大変でしたね」「僕もその状況なら辞めますよ」とった感じにのせられて「そうなんですよ。ひどい上司でしたよ。あえりないです。会社の責任ですよね。」なんて思わず悪口・不満がストレートにでないよう注意しましょう。

あくまで面接です。

「自分なりに努力して解決しようとした」というスタンスは忘れないようしましょう。

 

待遇に関することは直接言わない

退職理由が待遇面に関することも要注意です。

「給料が安かった」「休みが少なかった」といった内容は仕事へのモチベーション低いのでは、思われかねません。

「評価制度が整っている会社でより貢献したい」「休日はしっかりリフレッシュして元気に通勤したい」といった内容で伝えましょう。

 

「自分のスキルアップ・キャリアアップが…」と自分中心にならないように

退職理由ではありませんが、結構多いのが「自分のキャリアアップのための転職したい」「御社でスキルを身に着けたい」といった内容で伝える方も良くありません。

「自分がキャリアアップしたい」と言われても企業側としては「このひと採用してウチに何かいいことあるのかな。また少し実績詰んだら辞めちゃうのかな。」と思ってしまいます。

「スキルを身に着けたい」も同様です。会社はビジネススクールではありません。「スキルを身に着け、しっかりと業績に貢献したい。活躍したい」というところまでつなげて伝えましょう。

 

 

「退職理由」の話し方のポイント

退職理由話し方のポイント

どうしてもネガティブな内容になりがちな「退職理由」。

ネガティブな内容なので面接時ので話し方も注意しなければついついマイナスなことばかりになり、暗い雰囲気の面接になりかねません。

退職理由を伝える際の大事なポイントもご紹介していきます。

 

退職理由はポジティブに変換する

全体的にネガティブになりがちな退職理由はポジティブに変換しましょう。

「上司と合わなかった」は「チームで成果を出していきたい」

「給料安かった」は「御社は評価制度が整っているのでより高い成果を目指していきたいです。」

「休みが少なかった」は「御社のオン・オフを切り替えてる社風に魅力を感じてます。しっかり休んだり日常業務以外の部分で資格をとってさらに成果を出していきたい」

といったように前職ではできなかったことが、今回の転職で実現したい、そしてその結果、御社に貢献したい、といった内容につなげていきましょう。

 

志望動機とつなげる

退職理由はそのまま志望動機につなげるのが王道です。

「新規開拓の営業がキツかった」は「御社のようにひとつひとつのクライアントとしっかりコミュニケーションをとる営業スタイルがこれからは重要になると思ってます。」

「やりたい仕事ができなかった」は「御社であれば◯◯の業務ができるので今回御社を志望しています。」

といったように退職理由→志望動機とつなげて伝えましょう。

 

オドオドしたり後ろめたい感じで伝えない

退職理由はネガティブな理由が多いためついつい後ろめたい感じがでたり、オドオドした感じで伝えがちです。

ネガティブなないようとオドオド伝えると、印象は悪くなります。

退職理由はポジティブな内容に変換して、そしてそのまま志望動機につなげて、明るく元気に伝えましょう。

「御社だったら実現できる」「御社に貢献していきたい」といった強い意思をもって話しましょう。

 

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「退職理由」質問別鉄板回答事例を紹介

退職理由鉄板回答例

 

面接で退職理由を聞く意味を紹介してきました。

 

この4点を踏まえ、次で退職理由ケース別に回答事例を紹介しています。

給与や評価に不満があって退職した場合

「給料が安かった」「結果をだしていたのに評価されなかった」「他の人の方が評価されていた」といった退職理由の方は、そのまま伝えてしまうとネガティブな印象を与えてしまいます。

「御社のように評価制度が整っている会社のほうがモチベーションがあがる」というところを伝えましょう。

回答例:

「前職では◯◯の職務に付き主に□□の業務を行っていました。昨年は◎◎という結果も出し売上150%アップという結果も出しました。ただ…前職では評価制度が整っていない部分が多く、成果が評価につながりにくい部分がありました。

御社では人事評価制度が整っていることを伺い、御社でより高い成果を上げたいと思い今回応募しました。」

 

休日や残業に不満があって退職した場合

なんとなく休みが欲しい、残業が少ないほうがいいという形でなく、あくまで「自己研鑽の時間をとるため」または「しっかりと休んでリフレッシュして働く」というポジティブな形にしています。

とくに「時間をとってスキルアップしたい」と募集職種とマッチングしていると好印象です。

回答例:
「前職では職務内容や人間関係には満足していたのですが、残業や休日出勤が多くなかなか自己のスキルアップに対する十分な時間を取ることが出来ませんでした。
いまの職種は常に新しい技術を学ぶ必要もあり時間をつくっていきたいと思っています。新しい技術を学ぶことが業務にもそのまま活かせるからです。

そのためには時間にメリハリを持って業務に取り組める御社の環境で働きたいと思い、今回転職を決意いたしました。」

 

ハジメ

今は「しっかり休んでしっかり働く」といった会社を選びましょう。

 

人間関係に不満があって退職した場合

人間関係としてトラブルがあった、パワハラを受けていたと感じていたとしても、面接官にそのまま伝えるのは印象として良くありません。

労務問題のトラブルは前職で解決させましょう。

回答例:
「前職では個人で動くことが多く、むしろ周り連携することを良しとしない社風でした。
しかしながらせっかく会社で働くのですから周りと連携したほうが高い成果もだせますし、仕事自体も楽しめると思っています。

御社ではチームで目標を目指すという環境を伺い、転職を決意致しました。」

 

職務内容に不満があって退職した場合

自分のやりたい仕事に就けなかったので、今回の転職をきっかけにその仕事に就きたいという想いを伝えましょう。

回答例:
「前職では◯◯という職種を希望して入社したのですが、結果として異なる仕事をしていました。それでも与えられた仕事で成果をだし◯◯への異動を希望していたのですが、部署に空きがなくその希望はなかなか叶いませんでした。
今回、御社が◯◯を募集しているのを拝見しまして応募いたしました。希望の職種ですので御社で採用のおりには懸命に働きたいと思っています。」

 

業界の将来性に不安を感じて退職した場合

業界自体が衰退していて将来性がなく異業種への転職を考えている人は、業種は異なるものの職種が同じであれば経験が活かせる、また異業種ならではの視点が役に立つ、というところをアピールしていきましょう。

回答例:
「前職の業界は毎年◯%と市場売上が下がっている業界でした。そんな中、新しい方法で売上げアップを行っていたのですが、厳しい状況が続いていたため今回転職を考えるようになりました。
御社のような◯◯業界であれば新しい業界として毎年伸びています。とくに御社は業界の中でも△△という新しいサービスも展開しています。前職の経験も活かしながら御社で活躍したいと考えています。

 

 

ハジメ

伸びている業界ならどの会社でも良い、という印象にならないよう注意してください。

 

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難問「短期間で退職」した場合の退職理由例

短期間で退職した場合

 

ここまで代表的な退職理由例をいくつかご紹介してきました。

最後にもっとも難しい「前職を短期間で退職の場合」についての退職理由をご紹介します。前職を短期間で退職をしている場合、面接官は最初からネガティブな印象を持った状態です。

このネガティブな印象をくつがえすには強い意思を伝える必要があります。

 

志望動機とつなげる

前提として辞めた理由が志望理由と直接つながるようにしましょう。今回は志望している企業・業務内容なので「腰を据えて」という表現で長期間働く意欲があることを示唆します。

回答例:
「前職では様々な業務に取り組んでいました。そのうちに◯◯に特化した業務に専念したい気持ちになりました。さらに成長したいと考え、相談の上前職を退職しております。このたび、御社が◯◯を募集していたため志望いたしました。じっくりと腰を据えて働き御社に貢献したいと思います。」

 

一貫性を伝える

前職の志望動機と今回面接の志望動機が同じことを伝え、一貫性をアピールします。ただ前職では結局希望の仕事に就けなかったため短期間での退職となった旨を伝えます。

その際、前職についてはネガティブな表現とならないように配慮します。

回答例:
「◯◯の業務を志望して前職につきましたが、人員配置の関係から入社後すぐに別業務を担当することとなりました。
様々な経験を積むことができ学ぶことも多かったのですが、当初の◯◯の業務志望が捨てきれませんでした。元々の志望動機である◯◯を御社が募集していたため、今回応募いたしました。」

 

大きな違いがあったことも伝える

前職1年以内での退職は、そのマイナスとなった理由は必要です。

募集内容や面接時の話と入社後に大きく違った、ということは伝えても問題ないでしょう。だだし前職の批判・悪口にならないよう注意しましょう。

回答例:

「前職では面接時に◯◯の業務に就く予定で入社しました。
しかしながら実際はまったく異なる業務をすることとなり、業務変更の希望をお願いしたいのですが難しい状況が続いたため短期間ではありますが転職を決意しました。」

 

転職がうまくいかない

マイナスな転職理由を「ポジティブ変換」するポイントを紹介しています。

参考転職がうまくいかないありがちな理由や「転職活動がうまくいく」方法を紹介します

 

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「退職理由」は自分自身に嘘をつかないように

ここまで面接での「退職理由」の伝え方についてご紹介していきました。

ネガティブな内容をポジティブ変換したり、本音をそのまま伝えず志望動機につなげたり、と事前にしっかり準備することがとても重要です。

前職での不満をそのまま伝えるのはよくありませんが、自分自身に対しても嘘をつく必要はありません。

たとえば「前職の給料が安かった」のが一番の退職理由にも関わらず「御社ならやりたい仕事ができるので」と言ってしまうと結局また給料面で不満がでてしまいすぐに辞めてしまう可能性があります。

そこは給料面で納得できる条件が必要なことは面接である程度伝えましょう。給料面が合わず不採用になったとしてもそれは問題ありません。

給料面が合ってないのに採用になってしまうほうが問題なのです。

 

ちなみに前職をやめる際に「退職理由」で本当のこと言う必要はありません。参考までに。

(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)
第六百二十七条当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。
この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。(参考:e-GOV民法

 

面接官が好む・嫌う「退職理由」は転職エージェントに聞ける

また前職の「退職理由」は面接官や社風によって好みが変わってくることがあります。

たとえば「前職は休日出勤が2,3回あり、月50時間の残業があった」と伝えたところで

  • 「それはとても残業が多いですね。僕でも転職を考えますよ。」と考える面接官
  • 「(そのくらいの残業時間で辞めるなら当社でもムリだな)」と判断する面接官

がいます。

「希望する職種と違った」「条件面が異なった」といった理由での退職でも同じです。

これは社風や面接官によって変わってくる部分が大きいのです。

そこで希望する企業の面接官がどんな考え方の人なのか社風がどうなっているのかは「転職エージェント」を利用することで知ることができます。

 

転職エージェントのメリット

 

ハジメ

今や転職で転職エージェントを使うのは必須です。企業によってことなる面接対策をしっかり行いましょう。

 

面接で必ず質問される「退職理由」について まとめ

以上、面接で必ず聞かれる退職理由について回答例をご紹介してきました。

もちろん上記の回答をすれば必ず好印象、というわけではありませんが、今回ご紹介した退職理由について使える部分はぜひ参考にしてください。

 

ハジメ

自分のケースと転職先の状況に合わせてオリジナルの退職理由をつくりましょう。

 

「退職理由」というのはネガティブなイメージを含みがちなものです。

いかにポジティブな表現をするか、今回の転職で前回の退職理由が解決され前向きにがんばれるのかをしっかりアピールしましょう。

 

 

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